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人生100年時代、生涯仕事を続けるための3つのヒント

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こんにちは。最近、人生100年時代と言われていますが、皆さんは、100歳まで生きるイメージ湧きますか?

現役時代にいっぱい稼いで、悠々自適で100歳まで暮らせれば、楽しいでしょうけど、なかなかそういう人ばかりではないですよね。

お金があったとしても、仮に60歳で定年して、あと40年何しましょう?

そう考えると、生涯現役で働きたいという人も多いのではないでしょうか。

でも、現実は厳しく、再雇用、再就職しても、これまでのスキルや経験が活かせない数合わせの仕事しかなかったりします。

そうならないためにも、定年間際になる前に、早いうちから生涯仕事を続けるための準備が必要になるのです。

今日はそのヒントとして3つのポイントをお話させていただこうと思います。

 

目次

 

1.現実をありのまま受容する

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これ結構重要です。

年齢を重ねていくと、現実を直視できないことが増えてきます。

「こんなはずじゃなかった」「自分はまだまだできる」「若いやつには負けない」など。

でも、若い時と同じ感覚で仕事はできません。それは自分の衰えもありますし、時代の変化ということもあります。

昔、プロ野球で活躍された故野村克也氏が「人間絶対勝てないものは、時代と年齢」と言ってましたが、まさにその通りです。

年齢や時代の変化を受け入れ、『自分にしかできないこと、自分が本当にやりたいことが何なのか』を考えることが必要なのです。

そして、それはサラリーマンであれば、今の会社の中の話ではなく、「会社の看板をはずして、一個人としてどう捉えるか?」が重要です。

 

2.環境に合わせた自己変革を行う

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さて、現実を見つめ直したら、今度はその現実に自分を合わせていくことが必要です。

自己変革というと大げさかもしれませんが、ちょっとしたことでもいいと思います。

普段あまり見ないような本を読んでみる、ちょっと縁遠かった人と会って話をしてみる、街の清掃ボランティアに参加してみる、とか。

こうしたことを繰り返していると、これまでとは違った風景が見えてくるはずです。

もしかしたら、その中に「自分が残りの生涯をかけてやるべき」と思えるものがでてくるかもしれません。

 

3.学び直しと生涯にわたる学習継続

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そして、最後3つ目のポイントは「学び直しと学習継続」です。

「今更勉強~」という声も聞こえてきそうですが、仮に80歳までバリバリ元気に働けるとしたら、60歳で定年を迎えても20年もあります。

大学卒業して、23歳で入社したとして、20年後は43歳。普通の会社なら、新卒から部課長になっている時間と同じくらいあるのです。

だとしたら、60歳から「新卒」のつもりで働くことを目指して、「学び直し」や「学習継続」が必要ということもご理解いただけると思います。

今は、社会人大学や様々な資格取得の学校はもちろんのこと、ネット上での各種サービスなど、年齢が上がっても勉強には事欠かない環境があります。

生涯仕事をつづけるためには必要不可欠な要素ですので、早いうちから少しずつでもいいので、習慣化しておきたいですね。

 

4.まとめ

いかがだったでしょうか?「生涯仕事を続けるための3つのヒント」ということでお伝えしましたが、実はこれ「プロティアン・キャリア」というキャリア理論のお話をちょっとアレンジしたものでした。

「プロティアン・キャリア」とは、環境の変化に応じて自分自身も変化させていく、柔軟なキャリア形成のことをいいます。「プロティアン(Protean)」はギリシア神話に出てくる、思いのままに姿を変えられる神プロテウスが語源となっており、「変幻自在な」「多方面の」と訳されます。組織内でのステップアップに重きを置いた従来のキャリアにかわり、地位や給与ではなく、自己成長や気付きといった心理的成功を目指す。アメリカの心理学者ダグラス・ホールによって提唱されたキャリア理論です。(引用:日本の人事部)

生涯仕事をつづけていくためには「環境変化に合わせて、自分自分も変化させていく」ことが重要だということです。そして、そのポイントとして、

  1. 現実をありのまま受容する
  2. 環境に合わせた自己変革を行う
  3. 学び直しと生涯にわたる学習継続

ということでした。

少しでも皆さんのお仕事の一助になりましたら幸いです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。