仕事における「3つの喜び」とその獲得方法
こんにちは。
皆さんは仕事の中でどのような時に喜びを感じますか?
すぐ思いつくのは「給料が上がった」とか「ボーナスが思ったより出た」ということではないでしょうか?うれしいですよね。うれしいです!
でも、それだけでしょうか?
お金以外にも仕事を通してだから得られる喜びがあると思います。
本日は私の経験から「3つの喜び」を紹介し、どうやってそれを得てきたかについてお伝えしたいと思います。かなり主観ですのでご容赦ください。
目次
1.達成感
1つ目は「達成感」です。
「そりゃそうでしょ」と言われそうですが、おっしゃる通りです。すいません!
ただ、どうやって「達成感」を得ることができると思いますか?
まぁ、人それぞれだと思いますが、私とこれまでの私の部下たちの経験を踏まえると、「ちょっとだけ高い目標を達成したとき」にそれを感じます。
「ちょっとだけ」がミソです。
簡単な目標だと達成しても「まぁそうだよね」で終わりますし、えらい大変な目標だと確かに達成すれば、ものすごい達成感を得られますが、たいがいは達成する前に挫折してしまいます。なので「ちょっと」なのです。
では、どうやって「ちょっとだけ高い目標」を設定したらよいのでしょうか?
これまた私の経験で恐縮ですが「自分の目標とする人が今当たり前にやっていること」を目標とするのがよいと思っています。
どんなデキる先輩もみんな段階を踏んできたわけで、過去に設定した目標だったり、目標としていたわけではなかったけど、結果的にそこでの成果が今につながるというものがあるはずなので、そういうものを聞いて自分の目標とするのです。
先に話をしたように、いくら目標とする人に近づきたいからといって、今その人がやっていることを目標としても、うまくいかず、自分が疲れてしまうだけですから、「目標とする人の過去」をマネて、同じように達成できれば、達成感というものもひとしおになるはずです。
周りにそういう人がいなければ、社外の人だったり、有名人だったり、目指したい人がいれば、そういう人の過去の目標を見てみるのがよいかと思います。
2.成長実感
2つ目は「成長実感」です。
自分が成長していると感じることができれば、やっぱりうれしいですよね。
皆さんはどうやって普段感じますか?
明らかに「これまでできなかったことができるようになった!」というものがあると、成長したなーと感じると思いますが、そうでないと意外とわからないのではないでしょうか?
これも私の経験ですが、一番感じ取れるのは「やれることをアウトプットできること」であり、更にその中でもよいのは「他人に教えることができること」です。
なんとなく想像できるのではないでしょうか?
これまで教わっていた立場だったのが、教える立場になったとき、なんかえらく「成長したなー」と感じませんか?
かなり余談ですが、私は学生のときにある短大で講師のアルバイトをしていました。
授業の内容は自分が専攻していたものの基礎部分で、それを教えることで「成長したなぁ」と我ながらしみじみ感じたことを覚えています。実はこれって、仕事だけじゃないんですよね。
仕事に話を戻しますと、、、部下だったり教える相手が周りにいないようであれば、家族でも同期の仲間でも学生時代の友達でもいいんです。
だれかに「自分がやってきたこと、できたこと」について話すことで、自分に対しての自信が湧いてくるはずです。
それこそが「成長実感」であると思っています。
3.認められること
最後の3つ目は「認められること」です。
自分のやってきたことが、自分の存在が、「認められること」ほどうれしいものはないと思います。
一番はなんといっても「ほめられる」ことですよね。
私の経験で「ほめられたー」と印象深いのは、もちろん、成果が出た時、目標達成した時ですが、それ以外で覚えているのは「他の人がやりたがらないこと、これまでにない新しい挑戦を自ら志願してやった」ときです。
このときは、結果云々は関係なく「やろうとした姿勢」をほめられました。
「認められる」ために成果を出すというのは、簡単ではありませんが、「どんなことにも挑戦する気持ちを持つ」というのは、それほど難しくないと思います。
仕事をする上でいつも心がけたいことですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?「仕事における『3つの喜び』とその獲得方法」について、整理しますと、
- 達成感:自分の目標とする人を参考にする
- 成長実感:他人にやってきたこと、できたことを話す
- 認められること :どんなことにも挑戦する気持ちを持つ
ということでした。
どれか一つでもいいので、仕事の中に喜びを見つければ、会社に行くことも、仕事をすることも楽しくなりますよね。
自分の中の喜びとは何かを考え、それを仕事の中で探すというのもよいのではないでしょうか。
また、人事や管理職の方には、部下がこうした喜びを感じられるような環境を用意していただきたいですね。きっと会社や組織の成果にもつながるものと思いますので。
今回のお話が皆さんの仕事の一助になりましたら幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。