すぐにクヨクヨしてしまう人が知っておくべき3つのこと
こんにちは。皆さんは自分の身の周りで、何か嫌なことが起きるとクヨクヨしてしまうタイプですか?それともあまり気にしないタイプですか?
私はものすごーく気になるタイプで、何かあるとすぐに「あー不幸だ、なんてついてないんだ」と考えてしまっていました。
しかし、キャリアコンサルタントやストレングスコーチングを勉強していく中で、そういうことをコントロールする術があり、あまりクヨクヨしない人というのは、自然とそうしたことができている人であることがわかりました。
それらを踏まえて、本日は「すぐにクヨクヨする人が知っておくべき3つのこと」というテーマでお話させていただこうと思います。
目次
クヨクヨしてしまうメカニズムを知る
なぜ人はクヨクヨするのでしょうか?
例えば以下のような例。
- 車を運転していて縁石にちょっとぶつけて車に傷がついてしまった。
それほどクヨクヨしない人は以下くらいで済みます。
- あーやっちゃった。まっ、しょうがないか。ペンかなんかで塗っておくか。
すぐにクヨクヨする人は以下のように考えてしまいます。
- あ~なんてことしちゃったんだ。なんでもっとちゃんとみなかったんだろう。どうしてハンドル切り過ぎちゃったんだろう。もうやだ。ちょーついてない。いつもこうだよ。俺はいつもついてないんだよ。
ってなります。極端ですか?これは昔の私の実話です。
同じ「車に傷がつく」という「出来事」に対して、これだけ考え方が違うのです。
別の例で考えてみましょう。
- 明日大事なプレゼンを任され、失敗が許されない。
多分クヨクヨしない人は以下のようなもんでしょう。
- まぁ、なんとかなるしょ。失敗したらそん時はそん時。指名した奴が悪い。
そして、クヨクヨしちゃう人はこんな感じ。
- もうやだ。なんで俺なんだよ(おえぇー)。もし失敗したらどうしよう。みんなにどう思われるんだろう。クビになっちゃうかな。。。もういっそ熱出たことにしようかな。にげちゃおうかな。明日にならなきゃいいなぁ。
はい。これも実話です。
すぐにクヨクヨしてしまう人は、起きてしまったことだけではなく、やらなければならないという「事実」に対しても「失敗したらどうしよう?」と考えてしまうのです。
つまり、クヨクヨするというのは「出来事や事実そのものではなく、その人の捉え方」によって起こるということなのです。
出来事や事実は変えられないが「捉え方」は変えられる
クヨクヨしてしまうメカニズムは分かりましたが、ではどうやってクヨクヨしないようになれるのか?
それは「出来事や事実は変えられないが『捉え方』は変えられる」ということを知るということです。
「そんなの当たり前じゃないか!」と思われるかもしれませんが、すぐにクヨクヨする人にとっては、意外とこれって目から鱗だったりします。
先ほどの例でもそうでしたが、こうした人たちは、出来事や事実という変えることができないものに対して、「なんで?どうして?自分だけ?」という思考になりがちで、「そのように考えている自分のせいでクヨクヨしている」という視点がないのです。
なので、「出来事や事実」に向き合うのではなく、「それらに対してどのように自分は考えているのか」ということに向き合うということが重要になってきます。
なんか禅問答のようになってきましたが。。。ではもう少し具体的にどうしたらよいのかということについて、私の経験上のお話をします。
「大難は小難」という考え方
「大難は小難」という言葉をご存知でしょうか?所説色々あるのですが、私の解釈としては、「起きた出来事に対して、大難と思わず、むしろ小難で済んでよかった」と思うということです。
先ほどの例で考えてみましょう。
- 確かに車に傷がついてしまったけど、人をケガさせたり、自分がケガしたりしなくてよかった。運が良かった。
- 大事なプレゼンに選ばれるなんてついてる。失敗したらそれは今後のいい経験になるし、みんなの参考にもなるはず。
クヨクヨしていたときとは、だいぶ違いますよね?
実際、私の身近にものすごいポジティブな人がいて、私がクヨクヨして相談すると、「大難は小難」といつもアドバイスをしてくれます。
昔は「そういう性格うらやましいなぁ」と思っていたのですが、色々勉強していくうちに「ポジティブと思われる人は物事の捉え方を変えている」ということに気づいたのです。
すぐにクヨクヨしてしまう自分としては、ポジティブな人のように何でも前向きに捉えるということはなかなかできないのですが、何かあっても「大難は小難」と少し考えるだけで、気持ちが楽になったり、以前よりクヨクヨする機会は減っているように感じます。
まとめ
いかがだったでしょうか?「すぐにクヨクヨする人が知っておくべき3つのこと」について整理しますと、
- クヨクヨするというのは「出来事や事実そのものではなく、その人の捉え方」
- 出来事や事実は変えられないが「捉え方」は変えられる
- 嫌なことがあっても「大難は小難」と考える
ということでした。
コロナ禍で気持ちが滅入ることも多いですが、「大難は小難」と捉えて、前向きに日々を過ごしたいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。