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ポンコツ社員が管理職になるまでの道 その1

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こんにちは。これまでお仕事に関する話をエラソーにお伝えしてきましたが、社会人になったとき、それはそれはポンコツ社員でした。

そもそも学生時代は、バイト、テニス、ゲームに明け暮れ、まともに勉強せずに、その状態で運だけで大手メーカに入ってしまいましたから、まぁ、もうひどいもんでした。

ただ、たくさんの失敗から教訓を得て、またそれを許容してくれる周りの上司や先輩、同僚がいてくれたおかげで、若くして管理職になることができました。

今後不定期に(ネタに詰まった時に。。。)そうした失敗と教訓をお伝えしたいと思っています。

本日はその1となります。気楽にお読みくださいましたら幸いです。

 

目次

 

だぶるびーえす?プロレス団体ですか?

入社一年目のある日。先輩から質問されました。

先輩「おまえいつも仕事終わった後、家で何してるの?」

自分「そーすねー、飯食って、洗濯して、シャワーあびて、テレビっす」

先輩「テレビって何見てんの?」

自分「野球っすね、巨人ファンなんで。あとテキトーにつけてます」

先輩「WBSとか見てないのかよー」

自分「だぶるびーえす?なんすか?プロレスですか?昔はよく見てましたよ」

先輩「おまえバカか?日経新聞とか読んでないのかよ?」

自分「実家にいた時は巨人ファンなので読売新聞は読んでましたよ。それ以外の新聞は読んだことないし、一人暮らしになってからはそもそも読んでもいないっす」

先輩「・・・」

ポンコツ社員、日経を知る

今考えても恐ろしいのですが、社会のことを全くと言っていいくらい知りませんでした。よく会社に入れたなとつくづく思います。

当時は入社時に今のようなエントリーシートだったり、何度も面接するようなものがなく、特に理系の人間はそこそこ研究を説明できれば、非常にゆるーい感じで入社できる時代でした。

それもあってか、そもそも社会のことを知ろうなんて発想はなかったですし、今のようにインターネットが普及する前でしたから、どうやって知ればよいのかもよくわかりませんでした(自分が単にアホだっただけかもしれませんが。。。)。

そのため、結構この会話は衝撃的で、四半世紀近く前の会話なのに鮮明に覚えています。冗談のように見えますが、本気で、WBSという存在を知らず、日経という言葉は知っていましたが、どんな新聞なのか見たこともありませんでした。

あの後、先輩に「もっと社会のことを勉強しろ!」と言われ、そこからニュースを含めよく見るようになりました。

ちょっと偏っているかもしれませんが、WBSは録画するようにし、その後始まった「ガイアの夜明け」とか「カンブリア宮殿」とか、テレビ東京のビジネス定番番組も録画して見るようになりました。

もちろん日経新聞も読み始めました。ただし、新入社員の一人暮らしにはお金が厳かったので(そのとき初めて新聞の購読料を知りました。。。)、会社に置いてあるものを読むようにしていました。当時会社は各種新聞を取っていたので助かりましたね。

教訓:世の中のことを勉強しよう

いまはインターネットでなんでも調べられる時代ですが、一方、Yahooニュースなど、自分の嗜好に合わせた情報を出すようにする機能があったりして、よい反面、情報が偏る可能性があります。

芸能情報、スポーツ情報ばかり見ていると、そればっかりが上位に出てきて、社会の動き、国際情勢などは能動的に調べないと全く見ないということになりかねません。

特に若い時ほど、頭が柔軟で感性が豊かな時ほど、世の中のことを多く吸収すべきだと思っています。

私の経験上ですが、この出来事を境に人と会話する内容が変わったような気がします。また、ビジネスの現場で仕事以外の雑談の場面でも物怖じせずに話ができるようになったと思います。

日経の回し者ではありませんが、特に若い方でまだ日経を読んでいない方は、是非お試しいただければと思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。